『神坂雪佳の世界(海路から)』
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『仙福屋』スタッフから、
@シンプルで
A小物にも応用出来る柄で、
Bショップだけの柄を製作してほしい。
という社内要望から製作したモノです。

図案や図録、その他絵の載っていそうなものは、
目の前において、探した柄です。
シンプルで、少し面白みもある柄ですので、
南蛮七宝のように、少しずつ広がっていってほしい。
そんな柄です。
パッと見た感じ、何柄か分からないかもしれません。
柄自体は、神坂雪佳が残した『海路』という図案集の中の
一つの柄ですので、
モチーフは、『波』であることには、
違いありません。
『海路』という図案集から来ていますので、
今の所、『kairo』と、呼ばれています。

織に関しては、となみ織物で一番経糸の多いもので、
この柄を織るために、横の糸を少し変えています。
持った感じは、絹の風合いと少しザラッとした、
今までに感じたことの無いものです。
拡大した写真を見てもらうと(分かりにくかな?)・・・
細かい地紋を敷き詰めて、見え無い立体感を
作り出しています。
南蛮七宝とは違い、
見方によって柄が、様々に見える・・・
という不思議さはありませんが、
じっと見ていると、愛着と愛嬌が感じられる。
これもまた、不思議な魅力を思った柄になっています。

面白い柄ですね。
そうなんですよ。
柄の意味や名前を聞かなくても、何かかがイメージできるものというのは、愛着が湧いてきます。
後は、しばらく柄を眺めて、持っていたくなる小物が作りたくなるのを待つだけです。